自立の第一歩

少年サッカーの試合会場でよく見かける光景があります。

試合会場での選手たちの場所取り、飲物も着替えも何から何まで親が準備。

子供たちは何も考えず用意されたブルーシートの上に荷物を置き、

用意されたものを飲み、言われるがままに着替えをするだけです。

更に当たり前の様に、『ありがとう』の言葉さえありません。

お手伝いをしてくださるのは大変ありがたい事ですが、

それらは子供たち自身で出来ることです。

むしろ、子供なりに必要な事は自分で必要だと思って、

『自分でやるということ』こそが大切です。

何か足りなかったり不便だったりしたら自分で考えて工夫したり相談したりして何とかする。

そして次にそうならないように努力することが大切です。

サッカーや他のスポーツなども含め、子供たちにはそれらを通して

そのスポーツなどの技術だけの習得だけでなく

『自立の第一歩』となる経験を積ませてあげなくてはなりません。

ここで言う経験とは、自分で考えて判断して行動して、

その結果をどう処理するかまで含みます。

その一連の経験こそが知恵として蓄えられ

困難な事を自分の力で乗り越えられる礎(いしづえ)となっていくのです。

時にはヒントを与えてあげたり教えることもあると思いますが、

子供たちは今までの生活の中の経験である程度はなんとか克服出来るはずです。

全ての事に手を出さずに子供たちの力を信じて色々と経験させてあげたいものです。

私たち親はついつい手が出て、口が出てしまいます。

そうしないと子供に可哀そうな結末がやって来てしまうと思うと同時に、

その尻ぬぐいを自分がやらなければならなくなるからです。

以前、会場の場所取りを子供たちに行わせた結果、

会場の責任者から私に指導(クレーム)がありました。

『あそこは通路の脇で邪魔だから移動させてください』と。

私は頭を下げて誤り選手に伝え移動させました。

私が頭をさげて謝っている姿を選手たちは観ていて、

その後、もっと考えて場所取りをしていました。

もちろん選手たちに怒鳴りなどしません。

選手が考えてそこに場所を取ったからです。

毎回試合に行くたびに場所取りも上手くなっていきます。

更には会場の責任者らしき人を見つけこの場所でいいですか?

と確認をとりに行くまでになりました。

もちろんリーダー的な人物が行い、

他の選手は、ついていくだけですが。。。

しかしながら、場所取りを子供たちだけで出来るようになったのです。

その過程でここは他の人の迷惑にならないからだとか、

ここは水道やトイレに近いだとかを考えて行動出来るようになったのです。

考える力が育ってきている子供たちには

沢山の経験を積ませてあげることが大切です。

何かをやろうとしている子供に

やる前から『それは違うよ』と手や口を出さずに見守ってあげることが必要です。

そのためには、親に心のゆとりがないと出来ません。

子供の自立を促すのは私たち親・指導者の役目です。

これからも自立の第一歩に向けてゆっくり見守って行きたいですね。

 
越谷 サッカースクール

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